かせ黙示録

ライフハッカーに憧れを抱く意識低い系人間の雑記

ばね指?ジストニア?闘病記 その1

f:id:studio2015:20170813025605j:plain

新年明けましておめでとうございます。1月224日ということで久々に更新します(283日振り)

 

遡ることちょうど1年くらい前でしょうか、ギターを弾いている際に左手中指に違和感を覚えるようになりました。

 

具体的には腱鞘部位の痛み、握力の低下、スリーノート(人差指、中指、小指)のパッセージや、人差指と薬指を使用する際に中指が巻き込まれてしまうといった症状が出るように。その時はまだ軽症で、弾こうと思えば弾けたレベルではあったので「ただの不調」と思いそのまま病院にも行かず過ごしておりました。

それから症状は悪化の一途を辿り、これはヤバいと思いとうとう病院へ。

インターネットで調べた結果、似たような症状を持つ音楽家の方々も通っているという都内某所にあるMクリニックへ受診することに。

そこで問診を受け、ステロイド注射を1本打ってもらいましたが、症状は全く改善されず。

再診でその旨を伝えた所、「ギターを弾くときにテーピングをしてください」と言われテーピングをもらうだけの治療とは程遠い雑な診察をされ終了。(2回の受診で計2万弱、今考えるとボッタクリ甚だしい)

そこからはストレスで躍起になり、「こんなことなら自分で調べて対策したほうがいい」と考えた私は人体の仕組みや構造、症例などをいろいろ調べた所、なんとジストニアという脳の病気(?)の可能性があるっぽいです。

 

 

フォーカルジストニア(局所性ジストニア)って何?

 

複雑に書いてもアレなので要約すると、「楽器の弾き過ぎで神経がおかしくなってるよ。脳の信号がバグってるよ。」みたいな状態らしいです。

原因についてはいろいろ言われていて、練習(反復練習)のしすぎ、ストレスによる物が一番の要因らしいのですが、根本的な発生の原因はまだ解明されていないとのこと。

薬物療法での治療は難しく、手術(頭に穴開けて神経を焼き切る、脳に電気を流す)しか治療法が無いみたいです。

 

著名なギタリストだとサイキックラバーのIMAJO氏もこの病気を患っていたそうです(現在は手術により完治)

氏のブログにジストニアの闘病記が書かれているのですが、相当な手術らしく最悪の場合後遺症が残る可能性もあるみたいで。そりゃ脳に穴開けるわけですから当然っちゃ当然ですね。

私の症状もジストニアの症状と合致する点が多いので非常に怖いのですが、でも手術をするほうがもっと怖いので、今はPNF(Proprioceptive Neuromuscular Facilitation 固有受容性神経筋促通法)治療

https://ja.wikipedia.org/wiki/PNF

や手の外科に通院して若干ですが症状が改善されてきた気がします。しかも元々左手小指がばね指なので、それが悪化して中指まで巻き込んでいると言った可能性も否定できないです。

 

とりあえずまだ出来ることはたくさんあるので、経過観察しながらのんびりなんとかしていきます。焦ってストレスになるのが一番嫌なので。

不幸中の幸いで鍵盤を弾く際にはほぼ支障がないのでしばらく制作の際には鍵盤を使っています(初心者に毛が生えたレベル)

 

たぶんその2へ続く