椅子に拘ると捗るというのは本当か否か
どうなんでしょうかね?
よく「椅子には拘れ」とか「高い金出してでもいい椅子を買え」とかネット上で目にしますし僕自信も人に勧めるときは同じことを言います。
ただ単純に「座りやすい」「見た目がかっこいい」という理由もありますが、今回はその理由についてちょっと深く掘り下げていきたいと思います。
※多分長くなります
まずはこの記事を読んでみてください。
要約すると
”人間の体は座る構造には作られていない”
みたいです。
よく聞くのが長時間座っていると体に悪いだとか早死にするだとか、筋肉が硬直するだとか血流が悪くなるだとか理由は様々ですが人体に対していい影響を与えないことは間違いないみたいです。
しかし人間として生きていく以上座らないということはまずありえませんし、現代社会では座って仕事することが非常に多いです。SEや事務員、作家等は一日の半分以上を座って過ごすこともザラです。
なので少しでも体に掛かる負担を減らそうとデスクワーカーの方々はいい椅子を買うんだと思います。
そこで当然疑問になるのが、「いい椅子ってなにが普通の椅子と違うの?」というところです。簡略に説明していきます。
まず俗に言う「いい椅子」の代表格の3つを挙げます。
※主観なので悪しからず
3、エルゴヒューマン/プロ
この3つが知名度、売上、価格でもトップクラスになるのではないでしょうか?
(あくまで個人的な見解です)
価格は1番から順に15万円、13万円、8万円となっています。多分椅子に興味が無い方はメチャクチャ高いと感じるかもしれませんが、高いのにはいろいろ理由があるんです。
1つを例に挙げて説明します。僕も使用しているハーマンミラー社のアーロンチェアです。
自身も長時間PCと向き合うことが非常に多く、当時は2000円のオフィスチェアを使っていまして「そろそろまともな椅子が欲しいな~」と思い1年くらい前にIDC大塚家具で購入しました。
上記に挙げた3つの他にバロンチェアやミラチェア等も試座させて頂いたのですが、私の体格的にも仕様的にもアーロンチェアがピッタリでした。
ざっくりと長短をあげると
長所
・座面がメッシュ素材の為長時間座っていてもおしりが痛くならない
・前傾チルト機能がすごい
・ランバーサポートにより姿勢がピッシリになる
短所
・座面がメッシュ素材の為ホコリ等が溜まりやすい
・冬はおしりが冷える
・ヘッドレストが欲しいと思うときがたまにある
・楽器(竿もの)が弾きづらい
一番の長所は何と言っても「長時間座っててもどこも痛くならない」ところです。今まで使ってきてストレスを感じたことはありません。安い椅子なら数十分数時間ごとに体制を変えないと部分的に体が痛くなりますが、アーロンチェアは腰を前に押し出す機能(ランバーサポート)やモニタに向き合ったり書物をする際に椅子ごと前傾し姿勢をサポートする機能(前傾チルト)が付いているお陰でいい姿勢をキープすることが出来るので体への負担を減らすことができ長時間問題なく座ることができます。この他にも様々な機能がありますが割愛します。
短所は全体がメッシュ生地を使用しているのでホコリが溜まりやすいのでこまめに掃除してあげないと色と相まって汚れが非常に目立ってしまいます。僕は3日に1回の頻度で掃除してあげてます。
後はこれからの季節は座面が非常に冷えます。お尻がヒエヒエになるので薄いクッション等でカバーしましょう。僕はしてません。尻の耐久性に自信がある方なら問題ないです。
あとこれは他の椅子(アームレストがついている椅子全般)にも言えることですが、ギターやベース等を弾くのには非常に適していません。どうしても気になる方は演奏用に専用の椅子を買うのがベターかもしれません。
まとめ
先程記述した通り僕はまだ1年しか使用していませんが、高いお金を払って買ってよかったな~と思います。
単純に長時間疲れずに座れることで作業効率や集中力も上がりますし、体の負担を気にかけずに作業することが出来るのは非常にありがたいです。
あとアーロンチェアを含むハーマンミラー社の商品は大体10年保証なので、10年の間に何回も買い換えるよりは長いスパンで見るとお得なのかな、と思います。
それではみなさんも幸せな椅子ライフを!